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〒979-0513 福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字仲丸1-110

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組織運営方針POLICY

就任のあいさつ  消防長 大和田 仁

 この度、平成28年4月1日付けにて、双葉消防本部消防長に就任いたしました。謹んでごあいさつ申し上げます。
 大切なふるさとに未曾有の被害をもたらした、大震災そして福島第一原発事故から5年の歳月が流れました。まず、この震災により犠牲となられた多くの方々、そしてご家族の皆様方に対して改めて心から哀悼の誠を捧げます。
 また、この大惨事の渦中におかれ、ふるさとに想いを馳せながら、今なお全国各地において避難生活を余儀なくされている住民の皆様の胸中を察しますと心が痛む思いであります。被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、どうか健康に留意され、安穏に過ごされることをお祈りいたします。
 双葉消防本部はこれまでの5年間、「ふるさと双葉を守る」の一念で、原発事故により放射性物質が飛散した後も双葉郡内に留まり、今日まで職員一丸となって消防活動を継続して参りました。この間、極めて困難な消防対応に、心が折れそうな時もありましたが、応急仮設住宅訪問などの機会に、住民の皆様からいただいた温かい励ましの言葉が大きな支えとなり頑張ることができました。
 私たち双葉消防職員は、原発事故の避難指示により、管轄する地域から消防を必要としてくれる住民がいなくなった瞬間を経験しました。あの時の喪失感や孤独感は今も忘れることができません。住民の皆様に必要とされ、生かされていることにより消防の存在があることを再認識した瞬間でもあります。改めて感謝申し上げます。 
 また、福島県内消防本部をはじめ、全国の消防本部から精鋭な消防職員を派遣していただいた「福島支援全国消防派遣隊」の支援は、原発過酷事故の消防対応に大きな戦力となりました。ここに改めて、派遣元消防本部並びに当該支援体制を構築していただきました総務省消防庁、全国消防長会の皆様に対しまして感謝を申し上げます。
 さて、双葉郡内では今、平成29年春の避難指示解除に向けて、除染、インフラ復旧などの作業が急ピッチで進められております。また、避難指示が解除された町村においては新たに大規模施設が建設されるなど、双葉郡再興に向けての動きが加速化して参りましたが、こうした活発な動きに比例して、双葉郡内の入域・通過人口が大幅に増加してきたことにより、火災や交通事故の発生危険度が高まって参りました。
 特に帰還困難区域を抱える富岡町以北の地域においては、依然として草木が繁茂した荒野が広がっており、発見通報の遅れによる大規模火災が危惧されることから、今般富岡消防署臨時拠点の整備、浪江消防署臨時庁舎の充実強化、川内出張所の配置人員の増強などを図ってきたところでありますが、帰還される住民の皆様に心の拠り所として更なる安心感を抱いていただけるよう、今後5年間を双葉消防の「再生・発展期」として位置付け、浪江消防署・富岡消防署そして葛尾出張所の新庁舎建設を進めていくことにしております。消防防災施設の整備により、皆様の帰還に少しでも貢献できればと願っているところです。
 いま双葉消防が行っている消防活動は、かつて本邦でも例がない特殊な消防活動であります。歴史的な活動をしていることに誇りを抱きながら、今後も引き続き全力で職員一丸となって皆様の幸福度向上に繋がる施策を展開して参る決意でありますので、皆様のご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、双葉地域の安寧と住民皆様の息災を心より願って挨拶といたします。CEO

平成28年4月


消防本部のあゆみ

1972年(昭和47年) 4月
広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村の6町2村からなる双葉地方広域市町村圏組合を設立し、組合事業の一つとして消防事務を処理するため、火災及び救急業務の広域処理を目的に双葉地方広域消防が計画される。政令指定(自治省告示第106号)
1973年(昭和48年) 3月
浪江消防署併設消防本部建設 落成する。
1973年(昭和48年) 4月
本部、浪江消防署、富岡消防署、大熊分遣所、葛尾分遣所、楢葉分遣所、川内分遣所を設置、消防職員定数85名、指揮車1台、広報車4台、消防無線基地局8局、移動局15局で消防業務を開始する(職員の教育の関係上、段階的に発足)。
富岡消防署建設 落成する。
相馬地方広域消防本部と消防相互応援協定を締結する。
1973年(昭和48年) 5月
大熊分遣所、楢葉分遣所 開所する。
1973年(昭和48年) 12月
郡山地方広域消防組合と消防相互応援協定を締結する。
富岡消防署、浪江消防署に救急車を配備する。
1975年(昭和50年) 1月
双葉分遣所、広野分遣所 開所する。
1976年(昭和51年) 3月
消防本部増築 落成する。
1977年(昭和52年) 5月
富岡消防署増築 落成する。
1978年(昭和53年) 4月
石油コンビナート等災害防止法の規定により「広野地区特別防災区域」が指定される。
1978年(昭和53年) 7月
小名浜海上保安部と業務協定を締結する。
1979年(昭和54年) 6月
各分遣所を無人化する。
浪江消防署、富岡消防署に救助隊を発足する。
1979年(昭和54年) 12月
浪江消防署に救助訓練塔 落成する。
1980年(昭和55年) 3月
石油コンビナート等災害防止法及び同施行令に基づき、大型高所放水車、大型化学車、泡原液搬送車の消防3点セットを購入し、富岡消防署に配備する。
泡消火剤備蓄タンクを富岡消防署に設置する。
1981年(昭和56年) 8月
第10回全国消防救助技術大会に出場する。(浪江消防署:ロープ登はん)
1982年(昭和57年) 5月
富岡消防署に救助訓練塔 落成する。
1982年(昭和57年) 8月
第11回全国消防救助技術大会に出場する。(浪江消防署:ロープ登はん)
1982年(昭和57年) 10月
葛尾、川内分遣所 再開所する。
1983年(昭和58年) 8月
第12回全国消防救助技術大会に出場する。(浪江消防署:ロープ登はん)
1983年(昭和58年) 9月
伊達地方消防組合消防本部と消防相互応援協定を締結する。
1984年(昭和59年) 8月
第13回全国消防救助技術大会に出場する。(富岡消防署:ロープ登はん・ロープブリッジ救出)
1987年(昭和62年) 5月
浪江町井手地区で発生した林野火災で33haを焼失する。(自衛隊要請)
1987年(昭和62年) 8月
第16回全国消防救助技術大会に出場する。(富岡消防署:ロープブリッジ救出)
1989年(平成元年) 4月
消防署に副署長制を導入する。
1991年(平成3年) 8月
第20回全国消防救助技術大会に出場する。(富岡消防署:ロープ登はん)
1992年(平成4年) 10月
楢葉分遣所 再開所する。
1994年(平成6年) 8月
第23回全国消防救助技術大会に出場する。(富岡消防署:ロープ登はん)
1995年(平成7年) 4月
当消防本部に初の救急救命士が誕生する。
1997年(平成9年) 3月
双葉地方消防受援計画を制定する。
1997年(平成9年) 12月
福島県広域消防相互応援協定を締結する。
1998年(平成10年) 3月
高規格救急自動車の運用を開始する。
1998年(平成10年) 4月
楢葉分遣所を楢葉分署に格上げ、署員13名を配置する。
1999年(平成11年) 2月
浪江町川房地区で24.8haを焼失する林野火災発生、自衛隊を要請するとともに、県内の4消防本部及び東京消防庁、群馬、栃木、宮城各県の消防防災ヘリの応援を受ける。
2001年(平成13年) 4月
行政改革推進本部並びに行政改革検討部会を設置する。
2001年(平成13年) 12月
楢葉分署新庁舎完成 移転する。
2002年(平成14年) 1月
楢葉分署 開所する。
常磐自動車道広野IC供用開始に伴い、いわき市との間に相互応援協定を締結する。
2002年(平成14年) 4月
組織機構改革を行い、葛尾・川内分遣所を出張所に改称する。
楢葉分署に高速救急隊を増設、大型化学車を富岡消防署から配置換えする。
楢葉分署に警防係、予防係、救急係を設置する。
副署長を2人制とし、交代制勤務とする。
貸与品を見直して、消防吏員制服基準に基づく制服を採用する。
2002年(平成14年) 5月
サッカーW杯開催に伴う特別警戒を実施する。
2003年(平成15年) 4月
包括的除細動を開始する。
2004年(平成16年) 10月
消防本部ホームページを開設する。
新潟県中越地震に緊急援助隊として7名派遣する。
2005年(平成17年) 9月
救急フェアを富岡町で開催する。
2006年(平成18年) 5月
双葉地方危険物安全協会創立30周年記念式典を開催する。
2006年(平成18年) 6月
川内出張所新築工事安全祈願祭
2006年(平成18年) 8月
福島県消防署長会議を当本部で開催する。
2007年(平成19年) 2月
川内出張所新庁舎にて消防業務を開始する。
2007年(平成19年) 8月
第36回全国消防救助技術大会に出場する。(富岡消防署:ロープブリッジ救出)
2007年(平成19年) 11月
災害・武力攻撃事態等における医療救護活動協定を締結する。
2008年(平成20年) 6月
岩手・宮城内陸地震に緊急援助隊として7名派遣する。
2008年(平成20年) 7月
岩手沿岸北部地震に緊急援助隊として7名派遣する。
2009年(平成21年) 6月
新型インフルエンザ業務継続計画を策定する。
2009年(平成21年) 8月
第38回全国消防救助技術大会に出場する。(浪江消防署:引揚救助・ロープブリッジ渡過)
2009年(平成21年) 10月
消防救急無線デジタル化に向けた高機能指令装置整備検討会を設置する。
2010年(平成22年) 12月
浪江消防署庁舎耐震診断を実施する。
消防救急無線デジタル化に向け電波伝搬調査を実施する。
2011年(平成23年) 3月
11日14:46東北地方太平洋沖地震が発生
震度6強:浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町
震度6弱:広野町、川内村
震度5強:葛尾村
地震に伴う大津波が発生し、東北地方及び関東地方沿岸に壊滅的な被害をもたらした。福島第一及び第二原発も被災し、放射性物質の漏洩を伴う重大な事故に発展、第一から半径20km圏内及び第二から10km圏内に避難指示が発令される。(後に「東日本大震災」と名称統一される。)消防本部、浪江消防署、富岡消防署、楢葉分署の機能を川内出張所及び葛尾出張所に移転する。
2011年(平成23年) 4月
原子力災害特別措置法第20条第3項に基づき福島第一原発から20km圏内が「警戒区域」に指定され、福島第二原発の避難指示区域が8km圏内に縮小される。
2011年(平成23年) 6月
警戒区域外となった楢葉分署を再開し、車両及び人員を再配置する。
総務省消防庁の「緊急時メンタルサポートチーム」派遣支援により、職員のメンタルケアを実施する。
2011年(平成23年) 9月
東日本大震災等に係る「消防本部復旧計画書」を策定する。
2011年(平成23年) 10月
消防吏員の放射線障害並びに汚染防止を目的に「放射線測定活動要綱」を策定、施行する。
2011年(平成23年) 11月
「福島県広域消防相互応援協定に基づく警戒区域及び計画的避難区域内の広域応援隊の活動方針」を策定、施行する。
東日本大震災に対して特に顕著な功績があった団体として「総務大臣表彰」を受賞する。
2012年(平成24年) 2月
大容量送水システム(ドラゴンブーストユニット)一式・水槽付消防ポンプ車1台・資機材搬送車2台を大阪市消防局から無償譲渡を受け、楢葉分署に配備する。
愛知県 新城市から10㌧水槽付消防ポンプ車1台の無償譲渡を受け、楢葉分署に配備する。
静岡県 富士市から10㌧水槽付消防ポンプ車1台の無償譲渡を受け、川内出張所に配備する。
原子力災害緊急消防援助隊等活動交付金により、警戒区域の5町(楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町)に監視カメラを設置する。
原子力災害緊急消防援助隊等活動交付金により、楢葉分署及び川内出張所に仮設車庫を設置する。
JA福島共済連から高規格救急車(トヨタハイメディック)1台の寄贈を受け、楢葉分署に配備する。
2012年(平成24年) 4月
消防本部事務機能を広野町JFAアカデミー柊荘内に移転する。
消防原子力災害対策本部を楢葉分署に移設する。
2012年(平成24年) 5月
総務省消防庁 久保信保長官が来訪し、職員激励並びに管内巡視を実施する。
2012年(平成24年) 6月
楢葉分署敷地内に建設されている消防本部臨時的活動拠点(仮庁舎)の安全祈願祭を実施する。
消防本部・浪江消防署庁舎並びに敷地内の先行除染が実施される。
2012年(平成24年) 7月
原子力災害緊急消防援助隊等活動交付金により、浪江町8基、双葉町8基、大熊町12基、富岡町4基 合計32基の仮設防火水槽設置が完了する。
富岡消防署庁舎並びに敷地内の先行除染が実施される。
2012年(平成24年) 9月
東日本大震災に対して顕著な功績があった団体として「平成24年度防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞する。
原子力災害緊急消防援助隊等活動交付金により、水中ポンプ(ポンプ発電機、操作盤)を購入し浪江消防署(川内出張所)へ配備する。
原子力災害緊急消防援助隊等活動交付金により、消防本部臨時的活動拠点(仮庁舎)が楢葉分署敷地内に完成する。
2012年(平成24年) 10月
消防本部臨時的活動拠点(仮庁舎)開所する。
2012年(平成24年) 11月
原子力災害緊急消防援助隊等活動費交付金により、救助工作車を購入し富岡消防署(楢葉分署)に配備する。
総務省消防庁 岡﨑浩巳長官が来訪し、職員激励並びに管内巡視を実施する。
2013年(平成25年) 2月
総務省消防庁から無償使用車両支援車Ⅰ型1台の貸与を受け、消防本部に配備する。
2013年(平成25年) 3月
広野町及びいわき市久之浜町の境界で発生した林野火災により、いわき市消防本部と連携し消火活動にあたる。(焼損面積:広野町7.2ha、いわき市0.6ha)また、福島県広域消防相互応援協定に基づき県内2消防本部(福島市消防本部・郡山広域消防本部)及び消防防災ヘリの応援を受ける。
原子力防災活動車両(県備品1BOX・トヨタエスティマ)を更新する。
楢葉分署に救助訓練塔(主塔)を建設、落成する。
佐藤雄平福島県知事、岡崎浩巳消防庁長官、 北村吉男消防総監のご臨席のもと、福島支援全国消防派遣隊発隊式を楢葉分署で実施する。
2013年(平成25年) 4月
福島支援全国消防派遣隊との合同業務を開始する。
浪江消防署臨時庁舎として浪江町役場労働組合事務所を借用し派遣体制での業務を開始する。
大阪市消防局から資機材搬送車2台の無償譲渡を受け、楢葉分署及び川内出張所に各1台を配備する。
2013年(平成25年) 5月
福島県立医科大学附属病院と「放射線内部被曝検査の健康調査業務委託協定」を締結する。
2013年(平成25年) 9月
総務省消防庁 大石利雄長官が来訪され職員を激励する。
総務省消防庁の支援により、「双葉消防本部支援調整会議」が設置され、大石利雄消防庁長官同席のもと、「第1回双葉消防本部支援調整会議」が福島市で開催される。
福島支援全国消防派遣隊の業務が終了し、楢葉分署において帰隊式を実施する。
2013年(平成25年) 10月
福島県消防長会議において福島県広域応援の救急活動方針が協議され 「福島県広域消防相互応援協定に基づく東京電力福島第一原子力発電所での多数傷病者発生時における広域応援隊の活動方針」を策定、施行する。
2013年(平成25年) 12月
浪江町(避難指示解除準備区域)で発生した建物火災により、福島県広域消防相互応援協定に基づき県内8消防本部の応援を受ける。
2014年(平成26年) 4月
北双地方の消防力強化の為、浪江消防署の機能を「サンシャイン浪江」へ移し、4名24時間体制に移行する。
2014年(平成26年) 7月
消防救急デジタル無線整備事業が完了し運用開始式を挙行、本格運用を開始する。
2014年(平成26年) 8月
相馬消防本部との高速道路に関する協定が締結する。
2015年(平成27年) 4月
浪江臨時庁舎の増強を図り、北双方部の災害対応強化を図る。
2015年(平成27年) 11月
富岡臨時拠点として富岡町消防団屯所2階を借用し派遣体制での業務を開始する。
2016年(平成28年) 3月
双葉消防本部東日本大震災5周年追想式を実施し、震災から5年の活動を収録した「消防活動記録誌=双葉消防の戦い=」を発刊する。
2016年(平成28年) 4月
第20代消防長に大和田仁就任する。
2016年(平成28年) 5月
常磐自動車道で大規模な多数傷病者事故が発生し、44名が死傷する。
2016年(平成28年) 6月
ふたば救急総合医療支援センター医師等同乗の運用に関する協定書締結式が行われ、双葉消防本部に医師等が待機し管内での救急事案発生時に救急車に同乗する協定が締結する。(RRC運用開始)
2017年(平成29年) 4月
富岡臨時拠点の勤務人員を増員し、消防力を強化する。
4月29日に浪江町十万山で林野火災が発生し、75㏊を焼損する。

バナースペース

双葉地方広域市町村圏組合消防本部

〒979-0513
福島県双葉郡楢葉町大字山田岡
字仲丸1-110

TEL (0240)25-8523
FAX (0240)25-8524

浪江臨時庁舎

〒979-1513
福島県双葉郡双浪江町大字幾世橋
字芋頭5-2(サンシャイン浪江)

TEL (0240)34-7360
FAX (0240)34-7360

葛尾出張所

〒979-1602
福島県双葉郡葛尾村大字落合
字落合11

TEL (0240)29-2119
FAX (0240)29-2442

富岡消防署臨時拠点

〒979-1112
福島県双葉郡富岡町中央2丁目86
(富岡町消防団第一分団屯所)

TEL (0240)23-6951
FAX (0240)23-6952

楢葉分署

〒979-0513
福島県双葉郡楢葉町大字山田岡
字仲丸1-110

TEL (0240)25-2119
FAX (0240)25-2148

川内出張所

〒979-1201
福島県双葉郡川内村大字上川内
字早渡11-4

TEL (0240)38-2119
FAX (0240)38-2440