2016年9月1日(木)

富岡消防署9月15日から24時間常駐体制に移行

富岡消防署は、東京電力(株)福島第一原発事故以降、富岡消防署楢葉分署にその機能を移転していましたが、富岡町に設定されていた避難指示区域が再編され、除染やインフラ整備に従事する作業者が増加してきたこと、また、6号国道の再開通及び常磐自動車道全線開通したことにより、富岡消防署が管轄する富岡町及び大熊町に入域する人と車輌が急速に増加し、救急出動等の要請が多くなってきたことから、富岡町消防団第一分団屯所を富岡消防署(以下「臨時拠点」という。)として借用し、平成27年11月1日から消防対応を行ってきたところ。臨時拠点の所在地は居住制限区域に指定されていたことから、富岡消防署楢葉分署から3名を派遣し、日中間のみ(8:30-17:00)の駐在体制としていましたが、今般富岡町が平成28年9月17日から避難指示解除に向けた準備宿泊を決定したことから、夜間の消防体制を強化すべく9月15日から24時間常駐体制に移行するものです。

1 趣旨
準備宿泊により、夜間滞在する町民等の救急事象や、夜間に発生する各種事故災害等の不測の事態に迅速に対応し、傷病者の重症化防止及び救命効果の向上を図るとともに、消防隊の24時間体制による迅速な初動体制を確保することにより、火災被害の軽減と大規模化防止を図ります。

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2 臨時拠点消防体制
▼ 施設名称：富岡消防署(富岡町消防団第一分団屯所)
▼ 施設住所：富岡町中央1丁目地内
▼ 24時間体制移行日：平成28年 9月15日(木)
▼ 勤務体制：8:30から翌朝8:30までの24時間勤務(毎日8:30交替)
▼ 配置人員：3名 → 富岡消防署楢葉分署から派遣(段階的に増員)(従前通り）
▼ 配備車輌：2台 → ポンプ車、高規格救急自動車各1台の乗換運用(従前通り)

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