2017年7月23日(日)

ヒアリ(特定外来生物)に関する対応について(注意喚起)

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平成29年5月26日（金曜日）に兵庫県尼崎市において国内で初めてヒアリが確認されました。
ヒアリは、南米中部原産のアリですが、現在では米国をはじめ環太平洋諸国に定着しています。
お尻の毒針で刺されるとやけどのような激しい痛みが生じます。毒性が強く、刺されるとアレルギー反応により死に至ることもあるため、
世界各地で大きな問題となっています。
詳しくは環境省ホームページ（特定外来生物：ヒアリ）（外部サイトへリンク）をご参照ください。

（1）大きさや特徴
・大きさは2.5ミリから6ミリ。
・赤茶色の小型のアリで、腹部は濃い赤色で黒っぽく見える。
・お尻の毒針で積極的に刺す。
・土でドーム状のアリ塚を作る。（直径25センチから60センチ、高さ15センチから50センチ程度）

（2）住み着きやすい場所
・土で作られるヒアリのアリ塚（巣）は、農耕地や公園など、開放的な草地・裸地に多く見られます。

（3）刺されないための注意点
・素手でつかまえたり、さわったりしないようにしてください。
・清掃や花壇の手入れなど屋外で作業するときは、手袋などを着用してください。

（4）刺された時の症状
・軽度の場合、刺されたところの痛みやかゆみ
・中度の場合、じんましん
・重度の場合、呼吸困難・血圧低下・意識障害（これらの症状が出た場合には、処置が遅れると生命の危険も伴う。）

（5）もし刺されたら･･･
・ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。
・刺されたときは安静にして、急激に体調が変化する場合には救急車を要請する、もしくは速やかに病院を受診してください。
※その際は、蟻に刺されたとお伝え下さい。

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