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2022年 8月30日(火)

令和4年8月11日(木)から13日(土)に双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館において開催された「地震と津波のメカニズム」において、地震体験車による防災広報活動を実施しました。


双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館が開催した地震と津波展の企画に合せて、地震体験車を3日間派遣しました。



 


体験できる地震の種類は縦揺れ横揺れがあり、緊急地震速報が発表される震度5弱以上の地震4種類と、過去の巨大地震(関東地震、宮城県沖地震、
日本海中部地震、北海道南部沖地震、兵庫県南部地震、新潟県中越地震)6種類が体験できます。

 



東日本大震災を体験したご夫婦や、体験したことのない子供たちなど、幅広い年齢層の来場者の方が地震体験車に乗車して、地震の怖さを再確認していただきました。


 


親子で体験していただき、お父さんは地震の中で子供を落ち着かせるのに大変苦慮しておりました。子供たちも初めは笑顔でしたが、揺れが強くなるにつれ、顔がこわばり家具にしがみ付いていました。
親子は「体験でよかったね。」と声をかけあっていましたが、消防士から「いつ起こるかわからない地震に少しでも備えていただきたいです。」と声をかけさせていただきました。



 

地震体験車を降りられた方の多くが、「怖かったね。」との感想と同時に、「地震の時はどうしたらいいの?」と消防士へ質問をしていました。
子供たちには、テーブルの下など頑丈なところで頭と体を守るようにと、両親には家具の飛び出しや転倒・非常食の備えなど、日ごろからの備えの大切さを話させていただきました。


 

地震体験車に合せて、消防車両と消防資器材の展示を実施しました。
夏休みの子供たちは、消防士が火災現場で消防車から素早くホースを延ばす技術、要領を知れて、とてもうれしそうでした。

 

地震は、いつ・どの程度の大きさで起こるのか予測することはとても困難です。
一人一人、または家族で地震に備えることで、被害を減らすことはできます。
もしもの備えを、いつかやるではなく「今やろう!」と家族で話す機会を増やすために、これからも消防士は頑張ります。

 


 



                        

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