2024年9月27日(金)

令和６年９月１０日、福島県消防防災航空隊との合同による林野火災対応訓練を実施しました。

消防職員と川内村消防団による地上での消火訓練は、山火事用資機材を登山道に展開、五社山中腹までホースを伸ばし放水を行いました。山火事用資機材とは、過去に発生した大規模林野火災での教訓を経て導入した、背負式小型消火ポンプ（ミニストライカー）並びに可搬型防火水槽（ウォーターバルーン）一式で、水利に乏しい山中でも効果的な消火活動を行うことができます。

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地上での消火訓練には川内村消防団も参加、山火事用資機材を活用し、消防職員とトランシーバーにて交信することで、山中においても効果的な連携をとることができました。

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五社山麓の消防水利から五社山中腹まで、山火事用資機材４基を各所に設置、総延長約４００ｍの消火用ホースを山中に伸ばすことによって、実戦的な訓練を行うことができました。

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福島県消防防災航空隊による空中消火用バケツに給水するため、防火水槽の水をポンプ車で送水しています。ポンプ車隊と航空隊の連携が重要な活動です。

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給水後、航空隊ヘリコプターは離陸、想定上の火災エリア上空から消火散水します。今回の訓練では上空から3回の消火散水活動を行いました。

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今回の訓練には川内小中学園の児童を招待し、消火用バケツへの給水、上空からの消火散水、着陸後のヘリコプター機体内部の見学をしていただきました。普段、間近に目にすることが珍しいヘリコプターに、児童たちは大喜びでした。

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ヘリコプター機体前での記念撮影。児童達の笑顔と目の輝きが印象的でした。今後も各防災機関と同様の訓練を重ね連携を図り、地域の安全安心のため尽力して参ります。

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